楊 麗栄

2024年04月01日現在

氏名 楊 麗栄(ヨウ レイエイ/ Lirong YANG)
所属/職位 八戸学院大学 地域経営学部 地域経営学科/准教授
最終学歴/学位 新潟大学大学院現代社会文化研究科博士後期課程/博士(文学)
主な経歴

2003年2月  中国西安外国語大学 日本語非常勤講師(2003年5月まで)

2009年3月  中国陝西現代日韓語職業培訓学校 教学副校長、上級講師、

教材開発センターセンター長(2017年8月31日まで)

2015年9月  新潟市国際外語・観光・エアライン専門学校

       中国語非常勤講師(2017年12月まで)

2017年10月 新潟大学社会文化研究科 博士研究員(2019年3月31日まで)

2019年4月  八戸学院地域連携研究センター 准教授(2023年3月31日まで)

2023年4月  八戸学院大学地域経営学部 地域経営学科 准教授(現在に至る)

主な所属学会 日本中国語学会、日中対照言語学会、日本語教育学会、文化看護学会、新潟大学言語研究会
連絡先 TEL:0178-25-2711(大学)
FAX:0178-25-2729(大学)
E-mail:yo-r@hachinohe-u.ac.jp
専門分野 言語学、異文化コミュニケーション、国際マーケティング戦略
研究テーマ 中国語学、日本語学、異文化コミュニケーション、教材開発、国際マーケティング戦略
担当科目 中国文化、日本語リテラシー、基礎演習、プレゼンテーション、キャリアデザインⅠ~Ⅵ

主な研究業績

区分 著書、学術論文等の名称 単/共 発行・発表年月 発行所、発表雑誌・学会等

著書

《走遍日本6》

2019年1月

中国・外语教学与研究出版社

著書

《走遍日本5》

2019年1月

中国・外语教学与研究出版社

著書

《完全掌握新日语能力考试读解攻略 N2》

(2019年6月台湾 捷徑文化出版により出版 書名:《JIPT 新日檢 N2 讀解》)

2018年10月

中国・外语教学与研究出版社

著書

《完全掌握新日语能力考试读解攻略 N1》

(2019年6月台湾 捷徑文化出版により出版 書名:《JIPT 新日檢 N1 讀解》)

2018年10月

中国・外语教学与研究出版社

著書

《走遍日本学习辅导用书4》

2012年12月

中国・外语教学与研究出版社

著書

《走遍日本4》

2011年9月

中国・外语教学与研究出版社

著書

《走遍日本学习辅导用书3》

2011年7月

中国・外语教学与研究出版社

著書

《日语近义词辨析词典》

2011年4月

中国・西安交通大学出版社

著書

《走遍日本3》

2011年3月

中国・外语教学与研究出版社

著書

《走遍日本学习辅导用书2》

2011年2月

中国・外语教学与研究出版社

著書

《走遍日本学习辅导用书 1》

2010年10月

中国・外语教学与研究出版社

著書

《走遍日本2》

2010年9月

中国・外语教学与研究出版社

著書

《走遍日本1》

2010年8月

中国・外语教学与研究出版社

著書

《N2语法修练》

2010年8月

中国・西安交通大学出版社

最近の研究業績

区分 著書、学術論文等の名称 単/共 発行・発表年月 発行所、発表雑誌・学会等

論文

 

中国におけるコミュニティの言語サービス能力の構築に関する研究 2023年3月

八戸学院地域連携研究センター『産業文化研究』第32号,16-23

論文 動+个+形/動」と「動+得+形/動」の使い分けについて 2021年3月 新潟大学大学院現代社会文化研究科『言語研究』6号,16-23
論文

青森県の私立大学における中国人留学生の誘致戦略に関する研究(査読付・奨励賞)

2021年2月 青森学術文化振興財団『令和2年度青森学術文化振興財団懸賞論文受賞論文集』,16-23
論文 「部首と動詞分類による完了義を表す“完”と“好”の使い分け」 2020年3月 新潟大学大学院現代社会文化研究科『言語研究』5号,61-7
論文 「動結式を用いる“把”構文の意味分析」 2018年3月 新潟大学大学院現代社会文化研究科『言語研究』3号,1-12
論文 外国人観光による地域経済活性化に向けて ―中国人を対象とした調査から考察―(査読付・奨励賞) 2018年2月 青森学術文化振興財団『平成30年度青森学術文化振興財団懸賞論文受賞論文集』,9-16
論文 構文分析に基づく中国語の動結式の特性に関する研究(博士学位論文) 2018年2月 青森学術文化振興財団『平成30年度青森学術文化振興財団懸賞論文受賞論文集』,9-16
論文 構文分析に基づく中国語の動結式の特性に関する研究(博士学位論文) 2017年9月 新潟大学大学院現代社会文化研究科,分量A4,136頁
論文 動結式を用いる可逆構文について 2017年3月 新潟大学大学院現代社会文化研究科『言語研究』第2号,12-27
論文 動詞コピー構文の動賓フレーズに関する分析―『動+動』構造を中心に― 2016年12月 新潟大学大学院現代社会文化研究科『現代社会文化研究科紀要』第63号,173-183
論文 動結式動詞コピー構文の意味分析(査読付) 2016年9月 韓国学術情報『東方学術論壇』第3期,45-51
論文

動結式の対称と非対称分布について―“把”   

構文、動詞コピー構文において―

2016年3月 新潟大学大学院現代社会文化研究科『言語研究』第1号,31-44
論文 動結式“把”構文の成立条件について 2015年3月 金沢大学人間社会環境研究科『応用言語学研究論集』第8輯,81-99
論文 中国語の結果構文が『使役』の意味を派生するメカニズムについて 2014年12月

新潟大学大学院現代社会文化研究科『現代社会文化研究』第59号,

37~49(『中国関係論説資料』第57号論説資料保存会編に再録)

論文 中国語の結果構文の使役化成立条件について 2014年3月

新潟大学大学院現代社会文化研究科『現代社会文化研究』第58号,

109-121(『中国関係論説資料』第56号論説資料保存会編に再録)

発表 医療現場における外国人の異文化体験の様相と課題―入院経験のある在日外国人へのインタビューからー 2023年3月

第15回文化看護学会学術集会口頭発表

開催場所:千葉県立保健医療大学

発表 中国における看護系大学生の国際社会への関心や経験に関する調査 2019年9月

第3回日本国際看護学会学術集会口頭発表

開催場所:JICA横浜

発表 動結式を用いる可逆構文について 2016年12月

東アジア文化研究会

開催場所:新潟大学

発表 完了義を表す“V完”と“V好”の使い分け 2016年11月

日本中国語学会第66回全国大会口頭発表

開催場所:立命館アジア太平洋大学

発表 動結式の非対称分布について―“把”構文、動詞コピー構文において― 2015年10月

日本中国語学会第65回全国大会ポスター発表

開催場所:東京大学

発表 動補構造における動詞コピー構文の語義及び形成メカニズムの分析 2014年11月

日本中国語学会第64回全国大会口頭発表

開催場所:大阪大学

発表 中国語の動補構文が「使役」の意味を派生するメカニズムについて 2013年10月

日本中国語学会第63回全国大会口頭発表

開催場所:東京外国語大学

翻訳 『東アジアにおける仏教ソーシャルワー ー中国仏教・台湾仏教編ー』「中国ソーシャルワーク教育の歴史と発展の現状」 2021年3月 学文社,分担部分32-60

競争的外部資金獲得状況に関する事項

科学研究費補助金

研究種目名 期 間 研 究 課 題 名 代表・分担者の別 採・否の別

研究経費総額

   (千円)

1.学術科学研究費

(科研費)基盤研究C

2022年4月1日―2026年3月31日 医療者向けの会話と異文化理解の「やさしい日本語」のQRコードを活用した教材開発 研究代表者 4,160

2.学術科学研究費

(科研費)基盤研究C

2018年4月1日―2023年3月31日 動詞分類における学習および研究のコーパスの構築 研究分担者  

 

主な社会活動

項目 期間
日中対照言語学会 理事

2020年7月~現在に至る

新潟市内野小学校国際文化交流中国文化講師、ロータアクトと留学生の交流活動を企画実施、中国文化親しむ日の実行委員、新潟市民を向けに中国を紹介する講座の企画実施、新潟市が主催した友好都市ハルビン、西安との交流時の通訳、ニーハォ中国語教室の生徒を対象に西安への語学研修を企画実施、在日中国人ネットワークの発足委員会委員、「三都市環境会議」(新潟市、ハルビン市、ハバロフスク市)の通訳、中国陝西現代日韓語職業培訓学校の学生と新潟県見附市の日中友好団体、茨城日中友好団体との友好交流を企画実施。

青森県八戸工業大学第二高等学校交流会、新潟市万代高校交流会、新潟国際情報大学区ゼミ文化講座、新潟市ハルビン友好の会が主催した文化講座、青森県立三本木農業高等学校、八戸学院幼稚園、八戸学院教育・研究・社会貢献講演会セミナー、青森県立八戸中央高校の中国文化の講師

2002年~

 

自己紹介

 日本の高度経済成長や日本式経営に興味があり、中国の西安から留学生として来日しました。博士前期課程では経営学(特に国際マーケティング戦略について)、博士後期課程では言語学を専攻しました。一見関係がなさそうな二つの分野ですが、実は緊密な関係性を持っています。特に少子化の状況下で、外国人の受け入れは日本の国策の一つとして打ち出されています。外国人の受け入れの一連のプロセスにおいて、留学生や技能実習生などの誘致戦略や受け入れ後の日本語教育対策、共生社会における全学生の異文化コミュニケーション対応力の育成などは大きな課題となっています。このような問題を意識しながら日々研究に励み、学生とともに成長していきたいと思います。

      

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