学長メッセージ

君は地域の未来を描けるか?

~地域の発展を支え、創生の未来を描く担い手の育成~

国際社会は、感染症のパンデミック、民族・国家間の対立・紛争、地球温暖・環境異変などこれまでの予想を遥かに超えた問題・課題に直面しています。この影響は八戸圏域へも確実に連鎖的に波及しています。安心・安全な地域を構築するためにはどのような仕組みと“人財”の育成が必要なのでしょうか?八戸学院大学で共に学び、豊な地域社会を共に築き上げることに挑戦しましょう。

八戸学院大学の設置母体である学校法人光星学院は、1959(昭和34)年3月、創設者洗礼名ヨゼフ中村由太郎先生(初代理事長)によって創設されました。中村由太郎先生が探究された教育理念であり、自らの苦学の体験とキリスト教信者としての愛と奉仕の精神に基づく「神を敬し、人を愛する」を掲げて、1981年に商学部単科の八戸大学として開学した本学は、「カトリック精神に則る道徳教育を施し、高潔なる人格の完成を期し、現代社会が要請する有為な人材を育成すること」を建学の精神としています。
本年度も新型コロナウイルス感染症のパンデミックという危機的かつ切迫した難局に直面し、新しい生活様式の継続が求められる中でキャンパスライフがスタートしています。本学の学生は自分自身だけでなく、仲間や家族、そして、八戸市民の「命」を守るため「やるべきこと」と「やってはならないこと」を日々実践し、「命」を守るという規範に従う市民の模範となる生活行動を実践しています。
開学40周年の節目を迎えた本学は、「八戸大学」から「八戸学院大学」へ校名を変更し(2013年)歩み続けた中で、地域社会へ貢献する多くの有能な人材を輩出してまいりました。在学中の各学科の学びを基盤として学生の将来の夢によりそう指導がこの歴史の歩みで培ってきた本学の魅力であり強みと言えるでしょう。今日、「スポーツ」をひとつのキーワードに運動部の活躍も目覚ましいものがあります。学科での正課の学びと課外での部活動を学科教員と部活指導者が一体となって支援していくスポーツ局が設置されています。
キャンパスでは、スポーツのみならず演劇・音楽などの文化部サークル活動も盛んで支援体制の充実がすすんでいます。“地域が学びのフィールド”と捉え、様々な学びと経験を経て、社会を構成する一員として地域を支えるための十分な力を蓄えるとともに、その知識と技術を活かして地域の弛むことの無い発展と人々の健康、そして、日々の安心・安全な生活を守れるリーダーがこの大学から生まれてくれることを願って、本学の教育・研究・社会貢献活動が展開されています。
また、学校法人光星学院が一丸となって推進している国際交流事業を前進させるために、国際理解力を十分に備え、多様化が進む社会のなかで国境を越えた共存共栄が実現できる”人財”の育成も促進していきます。いつの日か、美保野キャンパスが八戸地域におけるスポーツ・文化活動を軸とした国際交流の拠点となり、講義や学内活動に止まらず異文化の交流が闊達に楽しめる将来像の実現を目指しています。
八戸学院大学では、高みを目指す意思を仲間と共有しながら、自ら進んで変革を求め挑戦し、理想の将来像を描くことができる学生を求めており、地域を活性化する力強い原動力となりうる次世代の担い手を育成します。そして、社会人となった若人がイニシアティブを発揮して持続発展可能な社会の構築へ積極的に携わり、さらに国際的な視野をもってトランスロケーショナル(垣根を越えて流転的に)に世界の国々の地域と地域を結び合う、新たな発展を実現する未来を描いています。

八戸学院大学 学長

水野 眞佐夫