千葉 啓子
2023年04月01日現在
氏名 | 千葉 啓子(チバ ケイコ/ KEIKO CHIBA) |
所属/職位 | 八戸学院大学 健康医療学部 人間健康学科/教授 |
最終学歴/学位 | 東北大学医学研究科博士課程/医学博士 |
主な経歴 |
1985年 聖マリアンナ医科大学(~1997年) 1996年 カリフォルニア大学アーバイン校客員研究員(~1997年) 1998年 岩手県立大学盛岡短期大学部助教授(2007年准教授、~2009年) 2009年 岩手県立大学盛岡短期大学部教授(~2018年) 2020年 八戸学院大学 健康医療学部 人間健康学科 教授 |
主な所属学会 |
日本公衆衛生学会,日本衛生学会(評議員),日本栄養改善学会,日本微量元素学会, 日本ヒ素研究会(理事),東北公衆衛生学会,岩手公衆衛生学会(理事) |
連絡先 | TEL:0178-25-2711(大学) FAX:0178-25-2729(大学) E-mail:kchiba@hachinohe-u.ac.jp |
専門分野 | 公衆衛生学,食品衛生学,金属毒性学 |
研究テーマ |
環境化学物質の生体影響,食事中微量元素・ミネラルの健康影響,津波被災 沿岸地域における民泊事業者の衛生管理など |
担当科目 | 公衆衛生学,衛生学,人間環境論,基礎演習,プレゼンテーション,研究演習Ⅰ~Ⅵ |
主な研究業績
区分 | 著書、学術論文等の名称 | 単/共 | 発行・発表年月 | 発行所、発表雑誌・学会等 |
教科書 |
衛生・公衆衛生学2020 (最新版,2018年から毎年発刊) |
共 | 2020.04 | アイ・ケイコーポレーション |
教科書 | 衛生・公衆衛生学 社会や環境のシステムと健康との関わり | 共 | 2013.4(~2017) | アイ・ケイコーポレーション |
著書 | Toxicology Today –中毒から生体生体防御の科学へ- | 共 | 1994.3 | 金芳堂 |
論文 | 岩手県内地域住民の食事からの微量微量元素摂取状況:モリブデン摂取量について | 共 | 2018.3 | 岩手県立大学盛岡短期大学部研究論集vol.20, pp.9-15 |
論文 | Correlation between minerals in hair as determined by PIXE analysis and nutrient intake conditions | 共 | 2016.3 | International Journal of PIXE (Online J.1793-6616) |
論文 | Iodine Intake by adult residents of a farming area in Iwate Prefecture, Japan, and the accuracy of estimated iodine intake calculated usingthe Standard Tables of Food Composition in Japan | 共 | 2016.3 | Environmental Health Preventive Medicine (Online J. 10.1007/s12199-016-0569-4) |
論文 | 食品取り扱い業者の衛生管理に関するアンケート調査 | 共 | 2016.3 | 岩手県立大学盛岡短期大学部研究論集vol.18, pp.53-57 |
論文 | 飲泉に用いる温泉水中ヒ素の毒性学的な考察 | 共 | 2008.7 | 臨床環境医学, vol.17, pp.47-53 |
論文 |
Intake of different chemical species of dietary arsenic by the Japanese and their blood and urinary arsenic levels |
共 | 1992.6 | Appl. Organometallic Chemistry, vol.2,pp.309-314 |
論文 | 無機ヒ素のメチル化に関するS-アデニシルメチオニンの効果 | 共 | 1990.3 | 日本衛生学雑誌, vol.17, pp.613-618 |
最近の研究業績
区分 | 著書、学術論文等の名称 | 単/共 | 発行・発表年月 | 発行所、発表雑誌・学会等 |
発表 | 幼児の微量元素摂取量 | 共 | 2020.3(誌上) | 第90回日本衛生学会学術総会(盛岡) |
発表 | Daily intake of Iodine of adult Residents in the coastal fishery area In Iwate prefecture, Japan | 共 | 2019.7 | IUTOX 15th International Congress of Toxicology (Honolulu) |
発表 | 地域住民の微量元素摂取量の実態(第3報) | 共 | 2019.3 | 第89回日本衛生学会学術総会(名古屋) |
発表 | 地域住民の微量元素摂取量の実態(第2報) | 共 | 2018.3 | 第88回日本衛生学会学術総会(名古屋) |
発表 |
三陸沿岸地域住民の1日のヨウ素 摂取状況 |
共 | 2017.3 | 第87回日本衛生学会学術総会(宮崎) |
発表 | 地域住民におけるミネラル摂取状況 –マンガン摂取量に関する検討 | 共 | 2016.10 | 第75回日本公衆衛生学会総会(鹿児島) |
発表 | 農業従事者の食生活と健康状況 | 共 | 2015.11 | 第74回日本公衆衛生学会総会(長崎) |
主な社会活動
講演 その他 等
項目 | 期間 | |
講演 | 令和元年度第6回盛岡市立保育園連絡協議会給食担当者研修会 食の安全安心 | 2019.9 |
講演 | 第3回宮古市食産業支援セミナー 衛生管理がなぜ必要か – 自分たちに必要な取り組みとは何か | 2018.3 |
公開講座 | 岩手県立大学公開講座滝沢キャンパス講座「地域住民の食と健康への公衆衛生学的挑戦」 | 2017.7 |
講演 | 2014いわてグローカルカレッジ 第3回パネルディスカッションコーディネーター「日本(岩手)を世界に発信 東日本大震災とILC」 | 2015.7 |
講演 | 釜石・大槌地区食品衛生管理研修セミナー(さんりく基金助成)「水産物の衛生管理がなぜ大切か -自分達に必要な取り組みとは何かを知ろう-」 | 2015.2 |
公開講座 | 岩手県立大学盛岡短期大学部平成21年度アイーナ公開講座 「食の安全に向けた自己管理」 | 2010.2 |
外部資金・外部研究費の獲得実績
文部科学省科学研究費補助金獲得状況
項目 | 期間 |
「三陸沿岸の幼児の栄養素と微量元素摂取量に及ぼす津波被災の長期的影響に関する研究」代表 基盤C | H30~R2 |
「津波被災後の三陸沿岸漁家の食生活及び海洋性微量元素類の摂取と健康状況に関する研究」代表 基盤C | H26~H29 |
「三陸沿岸養殖漁家の食生活と環境微量元素暴露・負荷量の経年変動に関する研究」代表 基盤C | H23~H25 |
「有害元素広域的環境汚染に伴う人体暴露調査研究のための高能率分析システムの開発」分担 一般C | H15~H16 |
「環境性砒素曝露の生体影響に関する研究」代表 一般C | H12~H13 |
「ヒ素暴露の生物学的影響モニタリングの検討」分担 一般C | H8~H9 |
「半導体産業におけるアルキルアルシン類の生体影響」分担 一般C | H4~H5 |
「半導体新素材,ヒ素・インジウム・アンチモンの生体影響に関する研究」 分担 一般C | H2~H3 |
「ガリウムヒ素・トリメチルアルシンの生体影響と生物学的モニタリングに関する研究」 分担 一般B | H元~H2 |
「食事からのヒ素の体内摂取量と排泄量に関する化学形態別の研究」 代表 奨励 | H元 |
「解毒機序としての無機ヒ素のメチル化に関する基礎研究」 代表 奨励 | S63 |
その他
項目 | 期間 |
岩手県立大学全学競争研究費 「被災沿岸地域の民泊事業における衛生環境整備による健全な民泊運営を目的とした介入研究」 分担 |
H31~R3 |
ひと・未来・健康研究財団 「北上産黒大豆「黒千石」の栄養機能性と加工食品への応用に関する研究」代表 |
H24~H26 |
ファイザーヘルスリサーチ振興財団日本人研究者派遣助成金 「環境因子が発症に係わる疾病の国際的体系化とその予防医学的検討のための国際共同研究」 単独 カルフォルニア大学アーバイン校医学部病理学教室へ派遣,客員研究員 |
H7~H8 |
非常勤講師
項目 | 期間 |
盛岡大学栄養科学部 | 2019.10~2020.3 |
山形大学農学部 | 2001.4~現在に至る |
放送大学教養学部面接授業 | 2003.8~2010.7 |
外部委員等
項目 | 期間 |
宮古港長期構想検討委員会 | 2019.12~現在に至る |
一関地区広域行政組合一般廃棄物最終処分場整備候補地選定委員会(副委員長) | 2018.3~2019.10 |
雫石町環境審議会 | 2013.11~現在に至る |
岩手県地方港湾審議会 | 2013.9~現在に至る |
岩手県水防協議会 | 2003.5~現在に至る |
岩手県環境審議会(水質部会長) | 1999.4~2016.8 |
滝沢市ラジオメディカルセンター放射線監視委員会(副会長) | 1998.5~現在に至る |
自己紹介
担当科目の公衆衛生学は,日常生活の中でヒトがいかに健康を保持増進していくか,自らが考え,理解し,実践していく能力を身につけるための科目であると考えています。身近な例を取り上げ,
解説していくことを心がけます。