大学の概要

 

建学の精神

 

 

 

校章の由来

校章 「大学」の文字を、神に対する敬愛の心を象徴する「しゅろの葉」で囲んだものである。
しゅろは、高いことが神の知恵に、又、常緑の葉、美味なる果実、長生の故に義人にたとえられ、木の弾力性から勝利を表わすものとし、キリストがエルサレムに都入りした時、群衆が「しゅろの葉」を手にし、ホザンナを連呼して盛んに迎えたと伝えられている。

 

 

教育理念

教育基本法及び学校教育法に基づき、カトリック精神に則り、広く豊かな教養をもち、正しい道徳観と高い知性を有する青年の育成に努め、21世紀の要求している人間の育成、特に地方の時代の到来にこたえ、地方文化や地域経済に密着した教育をすることを理念とする。

 

 

教育目的

カトリック精神に基づき、広く豊かな教養を授け、深い専門の学術を探究せしめ、正しい道徳観と高い知性を有する民主的にして平和を愛好する人材を育成することを使命・目的とする。 

 

 

三つのポリシー(方針)

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

 八戸学院大学(以下「本学」)は、本学の建学の精神および教育理念に基づき、学則第1条に定める「カトリック精神に基づき、広く豊かな教養を授け、深い専門の学術を探究せしめ、正しい道徳観と高い知性を有する民主的にして平和を愛好する人材を育成する」ことを使命・目的としています。

 その実現のために、所定の期間在籍し、本学の各学位プログラムの課程を修め、かつ、以下の能力を備えた人物に学位を授与します。

1.愛と奉仕に生きる良き社会人として、深い教養を修め、豊かな人間性と高い倫理観を身につけている。

2.専攻する学位分野における基礎的知識・技能を修得し、課題解決に向けた論理的な思考力と主体的な判   

  断力を身につけている。

3.地域に根ざした実践的・体験的な学びをとおして、地域社会の発展に寄与することができる行動力とコ  

  ミュニケーション能力を身につけている。

 

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

 

本学は、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる知識・技能・態度などを修得するために、リベラルアーツ科目、専門教育科目および教職に関する科目などを体系的に編成し、講義、演習、実習を適切に組み合わせた授業を開講します。履修科目の体系的な位置付けを履修系統図で分かりやすく明示するとともに、ナンバリング表を用いて学生個人が単位修得の過程を管理し確認できるようにします。

教育内容

1)カリキュラムは、本学の建学の精神に基づき、広く豊かな教養と深い専門性を身につけるために、全学生を対象としたリベラルアーツ科目と各学部・学科の専門教育科目および教職に関する科目などから構成され、学生は必修科目とともに主体的興味・関心に即して多様な科目を選択できる。

2)リベラルアーツ科目は、建学の精神に基づく「宗教学」と多様なリテラシーを身につけるための科目を必修とする【導入教育】の他、総合的な判断力を培い、豊かな人間性を涵養するために【外国語を学ぶ領域】、【日本語を学ぶ領域】、【人としてのあり方を学ぶ領域】、【社会のあり方を学ぶ領域】、【自然と科学を学ぶ領域】、【日本の文化と社会を学ぶ領域】の区分から多様な選択科目を履修できる。

3)専門教育科目については、専攻する学位分野に基づき、系統的・体系的に科目を履修できる。

教育方法

1)適切な学修時間を確保するために、CAP制を実施し、1年次から卒業年次まで、各学期の履修単位数に上限を設ける。

2)シラバスには、学習目標(到達目標)、授業概要(教育目的)、授業計画概要などの項目のほか、教員の実務歴、アクティブ・ラーニング内容、予習・復習の項目を設け、以下の観点を重視する。

・ 実務経験を生かした教育を行う。

・ 学生の意欲的な学びを促進するために、アクティブ・ラーニングなどの教授方法を積極的に取り入れる。

・ 学生が授業の予習・復習を通して主体的な学修ができるように、授業外学修の内容と時間をシラバスに明示する。

3)1年次に開講するリベラルアーツ【導入教育】科目の「日本語表現リテラシー」、「情報処理基礎」、「データサイエンス入門」の他、【外国語を学ぶ領域】の「英語I」では、学修効果を高めるためにクラス分けを行う。

4)入学時から卒業まで学生の能力・資質に応じた学修ができるよう、少人数教育を演習、実習などで実施する。

5)学生の主体性やコミュニケーション能力などの汎用的能力を高めることができるように、地域の自治体や企業、NPO団体および各種学校などと連携したプログラムを実施する。

6)国家試験対策や就職対策のための効果的なプログラムを実施する。

学修成果の評価

1)各科目の評価は、シラバスに提示された方法に基づき、原則としてレポート課題や試験などの総合評価により行う。

2)学生個人の教育評価は、卒業要件単位数の充足、GPAによる判定、ルーブリック評価、国家資格や各種資格の取得などで達成度を評価する。

3)各学部・学科のカリキュラムについては、卒業・進級判定、単位修得状況、GPA、ルーブリック評価、国家資格や各種資格の取得、就職状況などの実態把握に基づいて総合的に評価し、それを基にカリキュラムの改善を行う。

 

アドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針)

 

 本学は、本学での学修に対する明確な目的や強い意欲を持ち、入学時までに培われた基礎学力、各学部・学科への適性、多様な学習や活動等を、総合的に評価することを入学者選抜の基本的な方針としています。

求める学生像

1)本学の建学の精神を理解し共感できる人。

2)学問および資格や技能の修得に強い意欲を持っている人。

3)国際感覚を意識し、地域社会の発展に積極的に貢献しようとする人。

入学時までに身につけるべき知識、能力等

1)高等学校の教科に関する基礎的な知識・技能。

2)自ら課題を発見し、主体的に思考・判断・表現する能力。

3)教科の学習のみならず、学校内外の様々な活動を経験し、多様な人々と協働して学ぶ姿勢・態度。

 

学科のポリシー