【別科助産専攻】園児・高校生・保護者を対象とした活動を実施しました

未就学児対象 性の健康教育「自分の体を大事にしよう!!」

 

対象者・実施日

 八戸学院幼稚園 年長さん30名 保護者2名  8月24日

 聖アンナ幼稚園 年長さん13名 保護者9名  8月30日

 YSアリーナサテライト 園児8名 小学生3名 保護者9名 8月26日

 

 自分のからだは全部大事!プライベートゾーン(水着で隠れる部分と口)は、とっても大事で自分だけのもの、大切にしよう!誰かに触られそうになったり、見せてと言われたり、写真を撮らせてなんて言われたら、「NO(嫌だという)」「GO(逃げる)」「TELL(おうちの人や先生に教える)」だよ!

 このことを分かりやすく、クイズを交えながら助産師学生4名は約20分で伝えました。

園児たちは、「何が始まるのかな~」と興味津々でした。助産師学生からの質問にも大きな声で答えてくれ、「オオカミ君と赤ずきんちゃん」の演技にも身を乗り出して参加してくれました。

 保護者からの感想は、「こういうことを園児の時期から教えて欲しい」「どうやって子供に教えたらよいか悩んでいた」「子どもと共通の話題ができた」など、大変好評なものでした。

さらに、「毎年行ってほしい」という希望が多く来年度も継続していくことを決めました。

 性教育が遅れをとっているわが国、幼児期からの「自分を大切にする」意識と知識と行動を出発点として、大人たちは出来ることから始めたいものです。 別科助産専攻は、「母子の健康に貢献する助産師」をめざして、今後も頑張ってまいります。

 

 

    

 

         

 

高校生女子アスリート対象 健康教室「月経とスポーツー月経と上手に付き合おうー」

 

対象者・実施日

 八戸学院光星高等学校 女子アスリート60名  8月29日

 

 月経は、思春期から付き合っていかなければならない、「女性の身体的特徴」の一つです。これは、案外繊細な存在で生活様式やメンタルからも影響を受けやすく、「健康のバロメーター」になります。スポーツに専念する女子にとっては、時に「厄介な存在」にもなることがあります。そこで、月経の仕組みや正常・異常、月経障害への対処法、月経用品などを助産師学生4名が講義しました。生徒たちの聴講態度が良く、にぎやかな時には上級学生の「シーっ」という一言で静まり返るという素晴らしいアスリートたちでした。生徒たちは、終了後のアンケートで月経に関する基本的な事項を「理解できた」と答えていました。体調を整え、月経とうまく付き合って最高のパフォーマンスに繋がることを願っています。