【地域経営学科】「地方財政論」でゲストティーチャー来学

 2020(令和2)年11月10日(火)に地域経営学科の科目「地方財政論」(担当教員:松井克明講師)の講義にてゲストティーチャーとしておいらせ町の柏崎勝徳政策推進課長を招いた授業を行いました。
 授業では「おいらせ町の政策の現状と課題について」をテーマに、「総合計画」「町まち・ひと・しごと創生総合戦略」「町長の政策公約」などの具体的な資料と「『街の住みここちランキング』青森県1位はおいらせ町」や、「町民意識調査」の結果などの具体例を使用して講義が行われた。
 「イオンモール下田とのまちづくりプラン」などの学生からのコメントシートをもとにした質疑応答も行われ、有益なアクティブラーニングにもなりました。

 

授業後の学生から以下のコメントがありました(一部抜粋)。

 

・交通利便性に対して課題があると学びました。高齢化すると交通弱者が増えるが、運行の本数を増やしても満足度よりも赤字が増えてしまうかもしれない。町限定のタクシーみたいなものをつくる案もある。
・イオンモールは町の誘致だったと知った。もともと田んぼだったことに驚きました。
・子育て支援に力をいれていて、住みやすい街だが、そのことを知られていない。SNSを使って広報を展開するのもいい。ただし、高齢者はSNSを使えないという問題がある。

 
 それまでの授業で学んだ地方財政の理論が、現場の声を聞くことで実践的に深く理解できました。