OB&OG訪問 第2回 堤 静子さん
プロフィール

堤 静子さん(3回生)青森市出身、青森東高校八戸大学商学部卒。卒業後八戸大学事務局勤務を経て青森公立大学大学院に進学。
現在、有限会社オフィスエスティ代表取締役、企業組合すこやか青森総合研究所理事長、有限会社竹谷電工代表取締役、 NPO法人推進青森会議・NPO法人あおもりみなとクラブの役員を務めている。

インタビュー
Q.多彩な肩書きと経歴をお持ちですね。
A.八戸大を卒業後八戸大事務局に勤務し、その後青森公立大大学院へ入学し 公共経済、地域経済を中心に経営経済について学びました。
修士課程修了後は青森公立大学地域研究センターに勤務し、過疎地の経済活性化のための 基礎調査等実践的な調査手法の開発と応用に携わりました。
その後マーケティング会社を設立しました。これは青森県にはせっかく良い素材や優れた製品があるのに、 他県に付加価値創造の点で遅れをとっているのは、マーケティング機能が弱いからではないだろうかと考え、 また青森県にはマーケティング専門のリサーチ会社がないために各種調査が県外、 とりわけ首都圏のリサーチ会社に流出しているという現状もあって立ち上げた会社です。
今年で7年目となり、ひたすら青森にこだわって仕事をしています。
青森にこだわるといえば、地域で市民活動を行う個人や団体を対象に、 運営を担う人材育成やネットワーク、パートナーシップの構築に関する事業を行うなど 非営利の市民活動団体の支援をしたり、まちづくりや活性化に関する活動に取り組んでいます。
また、同じく、青森にこだわり人と人のコミュニケーションを礎とした経営コンサルティング会社も昨年設立しました。
税理士や社会保険労務士などで設立した企業組合です。
ただ、昨年父が他界し、家業である電気工事会社の代表取締役となったことから、 時間のやりくりが非常に厳しい状況となりました。 しかし、変わらず元気に過ごせていますので、きっとこれからも何とかなるなと思っています。

Q.八甲田丸を管理するきっかけは?
A.初めは青森港関係の仕事で一緒のメンバーだったのですが、みんな青森に想いのある人が多く、 仕事の合間に色々と想いが飛び交い、これってNPOとして活動してみると良いのでは? ということが、現在、八甲田丸の管理運営を行っている昨年9月に設立したばかりの 「NPO法人あおもりみなとクラブ」の始まりです。
このNPOを設立しようかという話が出たとき、ちょうど私がNPO設立支援組織に関わっ ていたこともあって、設立のお手伝いをさせていただきました。 あおもりみなとクラブは、「みなとの賑わいの創造」をミッションに、地域の発展を支えてきた 青森港及び青森市の歴史・文化について考え、伝承し、またこれらを広く啓発していくとともに、 港の活性化に関する整備・運営についての様々な提案を行うことを目的として設立した法人です。
昨年、平成18年4月より青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸で指定管理者制度が導入されることになり、 ぜひとも自分たちで八甲田丸の管理運営事業を行い、港の活性化、利活用に関する総合的な取り組みを進め、 地域住民に愛されるみなとまちづくりに貢献したいと考え応募しました。
応募の申請は大変でしたが、指定管理者として選ばれ、まずは指定期間3年間精一杯頑張って取り組みたいと考えています。
まだ管理運営から3ヶ月しか経過おりませんが、昨年と比較して入場者数も増加しており、 今後様々なイベントも予定していますので、ぜひ応援してください。

Q.仕事柄、八戸大の学生と関わることがあると聞きましたが、今の学生の印象は?
A.昨年、生活交通調査の仕事で八戸大学の野球部の学生さんにお世話になりました。
雪が降る寒い日だったにもかかわらず、早朝から夜遅くまでバスに乗車したり、駅で調査したりと、 非常に辛く厳しいアルバイトだったのですが、全員責任持ってきちんと最後まで仕事をしてくれまして、 お世辞抜きで本当に感心してしまいました。
また、そんな頼もしい学生が後輩であることをとても嬉しく思いました。

Q.最後に、教職員や在学生にメッセージをどうぞ
A.卒業して20年近くとなり、知っている教職員もだんだん少なくなってきているのですが、 先日久しぶりの同窓会では、懐かしい再会でありながらも、全く時間を感じさせないというか、 ずっと昔と同様に盛り上がってしまえたのはすごいなぁと驚きました。
うまく言えませんが、仕事など一切関係ない何でもない自分を知っている人がいてくれるというのは とても心強いというか、ほっとできます。
やはり、人との縁、付き合いは何よりの宝物となるので、在学生の皆さんにもたくさんの人との交流、出会いを 大切にしていってほしいと思います。