【看護学科】ヘアドネーションにチャレンジしました
3年かけてヘアドネーションに挑戦した看護学科3年生の池田麗さんにきっかけや看護についてインタビューを行いました。
・へ―アドネーションに興味をもった理由
小学校の時に母からヘアドネーションというもの初めて聞きました。その時私は髪が長かったので、ヘアドネーションしようと思って私の髪の毛のセットをよくしてくれていた美容院に行って髪の毛をきってもらいました。しかし、結局勇気がなくて送ることができませんでした。
高校3年になって医療ドラマをみていたら臓器移植をしてもらうというシーンがありました。その時に姉や母に「私がなんかあって寝たきりになったとしたら誰かの役に立ちたいからドナーにしてね」といったら、「そんなことできるわけないでしょ」とおこられてしまいました。
それでも誰かの役にたてる方法はないかなと思い、いろいろなことを調べていたら、ヘアドネーションというものを見つけました。これなら、誰かの役に立つことができると思いましたがずっとどうしようかと悩んでいました。そんな中、私が1年生のときに高橋雪子先生の研究室にお邪魔したとき、ヘアドネーションに興味ない?と声をかけていただき、ヘアドネーションに挑戦する決意ができました。
・看護師を目指そうと思った理由
一番の理由は、誰かの役に立ちたいという単純な思い理由でした。誰かの役に立つならどんな職業でもいいはずですが中学生の時の私は看護師は誰かの役に立てるしかっこいい仕事だなとおもいました。でも、私はやりたいことがたくさんありました。看護師は悩んでいた夢の中のひとつでした。そしたらある日、祖父が体調を崩しました。何度か長期休みの時に父の実家に家族で遊びに行き祖父の様子を見ていたのですが、行くたびに祖父は体調が悪くなっているのがわかりました。話をするたび、ご飯を食べるたび、少し動くたびに苦しそうに息をしていました。その時わたしはただ見ているだけで何にもできませんでした。祖父は私を可愛がってくれていたのに最後まで何もできなかったのがとても悔しかったです。
そこで私は看護師を目指して祖父のように苦しんでいる人のそばにいて助けてあげたいと決めました。
・本学に入学した理由
私は将来、青森から出て働きたいと思っていました。なので看護の学校に進むのは県内にして、生活費などの面で負担をかけたくないという思いから家から通える学校を探していました。
進路相談の時担任の先生から、「あなたはのんびり屋さんだから専門学校より4年制の大学の方があっていると思う」とアドバイスをいただきました。そして本学のオープンキャンパスに参加しました。その時に聖マリアンナの奨学金の話をきき、就職はここの病院がいいと思いました。奨学金は、4年間かりても3年働けば返したことになるという返還免除の制度を知り、聖マリアンナの奨学金をかりながら、勉学に励みたいとおもいました。それに加えてスクールバスがでていて家からも安心して通えることから入学を決めました。